平成21年度 定時講演会

平成21年9月9日
講師 荒和雄(昭和34年第一法卒)
演題 「よい世襲・悪い世襲」

平成21年度講演会は、北雷次会員(S34法)のご友人で経済評論家の荒和雄氏に、氏の最近著作「よい世襲・悪い世襲」(朝日新聞出版・朝日新書)の内容を中心に、CHANGEの時代こそ、本来中小企業の力の源泉でもある「新・世襲力」(挑戦・家族愛・地域振興…)で日本の元気を取り戻そう!!という趣旨のお話を伺った。政治の世襲は悪であると指摘し、一方新しい世襲システムで中小企業を始め企業を救い、日本を改革しようという荒氏の呼び掛けに、多くの会員からの賛同の声とともに、70歳を超えてなおパワフルな挑戦を続ける荒氏に感嘆の声が上がった。


講師プロフィール

昭和34年東京都民銀行入行。
武蔵小山、浅草、茅場町、日本橋の各支店長を経て、平成元年7月に独立、ブレ-ン・サ-ビスを設立する。現在、"経営塾"を全国各地で開催するほか、金融機関をはじめ、中小企業大学校、各地の商工会議所や青年会議所、法人会など中小企業指導団体の講師をつとめる。また、テレビのコメンテーターとして活躍中。
著作は155冊を超え、マクロ経済から中小企業経営まで多岐分野にわたる。一部は台湾、韓国で翻訳されている。最近は近未来の経済社会を予測した経済小説を執筆。「預金封鎖 (講談社文庫)「金利危機」「銀行人事部崩壊」「挑戦」(角川春樹事務所)などの話題作を世に送り出している。近著には「同族経営で儲け続ける社長はここが違う!」(同友館)「銀行の品格」(同友館)など。


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