平成20年度定時講演会

平成19年3月20日
講師 廣岡達朗(昭和29年教育卒・野球評論家)
演題 「人は必ず育つ」

本年度定例講演会は3月20日、なとり本社大会議室において、本学出身(昭和29年教育) の元西武ライオンズ監督、野球評論家・廣岡達朗氏を招き開催した。廣岡氏は約1時間の講演の中で「早稲田でハンカチ王子は活躍できるか。」「プロ野球スカウト裏金問題」などに触れたあと、自らの経験から「人は必ず育つ」という信念のもと、日本の野球界とくにプロ野球は選手に厳しく接することのできる有能な指導者の育成に全力をあげなければならないと述べた。廣岡氏は、講演後の活発な質疑応答に引き続き、懇親会にも参加。ひとりひとりの質問に丁寧に対応され、多くの参加者から「たいへん楽しく有意義な会になった。」との感想が聞かれた。



第15回定時講演会1
第15回定時講演会2
第15回定時講演会3

講師プロフィール

早稲田大学野球部で東京六大学野球の花形プレーヤーとして活躍後、1954年読売巨人軍に入団。同年の新人王、ベストナインに輝く。 その後、セントラルリーグを代表する強肩巧守の遊撃手として活躍。 1966年引退後、広島カープコーチ等を経て、1978年ヤクルト監督、1982年、1983年西武監督として、3度の日本一に導いた。 1985年リーグ優勝の年に西武を退団後は1992年野球殿堂入り。 1995年には千葉ロッテで日本初のGMに就任した。 現在は野球評論のかたわら、プロ野球のみならず、早稲田大学野球部の特別指導にあたるなど野球界全体の発展に力を注いでいる。


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